2. システム概要
2-1. Queek のツール
Queek には3つのツールが付属しており、これらを使って RPG を製作していくことになります。詳しい使用方法などの説明は後ほど行いますが、ここでは各ツールの機能や目的などを説明したいと思います。
アイコン
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ファイル名
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ツール名
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QueekKIT.exe
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総合開発環境
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QueekMAP.exe
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マップエディタ
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QueekRPG.exe
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RPG 実行ツール
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なお、Version 1.31 から、フルカラー画像圧縮形式 SBM が使用可能となりましたので、付属ツールとして bmp2sbm.exe が追加されました。これは、SimpleX Library の作者である みでぃ狂 氏が製作されたツールで、SimpleX Library 専用の形式です。Queek でもこれを使用することができます。サイズ軽減のため、ぜひこの形式を使用してください。
2-2. 総合開発環境
RPG を実際に製作するに当たって、最も重要なツールです。RPG 自体の基本設定や、敵キャラ・味方キャラ・アイテムなどの設定、画像の管理などを行います。また、マップのスクリプトもこのツールで編集します。他の2つのツールを起動するのにもこのツールを介して行います。
※このツールは Hot Soup Processor で作成されています。
2-3. マップエディタ
マップの地形を編集するのに使用します。実際に RPG を動作させるのと同様の環境で編集を行うため、DirectX を使用しており、起動する際はフルスクリーンに移行します。また、このツールは直接起動して使用することは出来ません。起動するには総合開発環境でマップファイルを開いてエディタ起動コマンドを使用して下さい。
※このツールは Visual C++ / SimpleX Library で作成されています。
2-4. RPG 実行ツール
作成した RPG を実際に動作させるためのツールです。このツールも、起動する際には直接起動するのではなく、総合開発環境でシナリオファイルを開いて動作確認コマンドを使用して下さい。また、製作した RPG を実際に配布する際に添付するのもこのツールです。配布形式にする際には直接起動して動作させることが出来ます。詳しくは後の説明をご覧下さい。
※このツールは Visual C++ / SimpleX Library で作成されています。