ファイル
シナリオデータファイルの読み込みや保存を行います。総合開発環境を使用するためにまずしなければないことが、ファイルを開いたり保存したりすることです。また、シナリオファイルにパスワードを掛けて機密性を高くすることも出来ます。ファイルの関連付けにも対応しているので、関連付ければ素早くファイルを開くことが出来ます。

(1) パスワード
シナリオデータにパスワードを掛ける際は、ここにパスワードを入力します。また、パスワードが掛けられたファイルを開く際にもここにパスワードを入力します。パスワードは RPG を実行する際には不要ですが、総合開発環境で開く際には必要です。RPG を配布するのに、勝手に内部データが見られたくない場合に使って下さい。
(2) ディレクトリ
現在のシナリオデータのあるディレクトリが表示されます。このディレクトリの下にあるいろいろなファイルが利用されます。詳しくはディレクトリ構造の項を参照して下さい。
(3) ファイル
現在のシナリオデータのフルパスが表示されます。ファイル名が表示されていない場合は、シナリオデータを開くか、新規のデータを保存するまで他の機能は無効になります。
(4) 新規データ
読み込まれているデータなどを初期化して初めからデータを作成します。起動直後は、すでに初期化された状態ですので起動直後に行う必要はありません。すでにデータが入力されていて、その内容をクリアしたい場合に行って下さい。
(5) データ読込
データファイルを読み込みます。その際に先にパスワードを入力して下さい。パスワードはアルファベットの大文字・小文字などもチェックされます。パスワードは不可逆ですのでまれに異なったパスワードを入れても開ける場合がありますが、確率の問題から特にまずいわけでもありません。
(6) データ保存
データファイルを保存します。保存の際に、データファイルと同じディレクトリに "Data" というディレクトリがなければ作成されます。拡張子は ".rpg" です。
戻る