概要
バックバッファの画像をスクリーンに転送します。
プロトタイプ
void FlipScreen();
戻り値
なし
パラメータ
なし
解説
FlipScreen 関数は、バックバッファに描画された画像をディスプレイに表示します。RenderMap 関数やその他の各種描画系の関数は、バックバッファに描画を行いますので、FlipScreen 関数を実行してディスプレイに転送しなければ実際には表示されません。これは、一旦メモリ上のバッファに描画を行ってから一括でディスプレイへ転送することで、ちらつきを抑えるために大抵のゲームで行われていることです。なお、この FlipScreen 関数は垂直帰線同期を行いませんので多少ティアリングが生じる場合があります。関数名はフリップとなっていますが、実際にはバックバッファの画像をデバイスにコピーするだけで、ダブルバッファリングを行っているわけではありません。