車輌操作

車輌編成

車輌編成モードでは、車輌を一つ一つ連結して、ひとつの編成を組むことが可能です。画面左には利用可能な車輌の種類と、現在の編成番号、現在の編成に組み込まれている車輌のリストが表示されています。キーボードの↑↓を押すと編成に組み込む車輌を選択できます。画面中央には現在選択されている車輌の形が、画面右やや下にはその車輌のスペック等が表示されます。キーボードの→を押すと選択した車輌を編成の最後に追加できます。また、←を押すと編成の最後に組み込まれた車輌を編成から取り外すことができます。スペースキーを押すと、編成の最後の車輌の向きを反転させることができます。例えば、編成の先頭にある車輌と編成の最後にある車輌を同形にする場合、どちらかを反転する必要があるはずです。画面一番下には以上の操作で編成された車輌が走っておりますので編成を確認できます。このとき左がその編成の「前」と定義されます。なお、違う編成を選んで別な編成を作るには、Tab キーを押して編成を選びます。シフトキーを押しながら Tab を押すと前の編成を選択できます。

車輌名を左ダブルクリックすると追加し、画面のどこかで右クリックすると反転、右ダブルクリックすると 1 両削除できます。

運行設定

運行設定モードでは、ポイントで車輌がどちらの方向へ曲がるかを設定できます。←→キーを押して設定を追加します。最後の設定を消すには BackSpace キーを押します。設定をすべて削除するには Delete キーを押します。この設定は、「現在の位置から車輌が進んでいったときに、差し掛かるポイントごとにどちらに曲がるか」ということを設定します。ポイントを通過するごとに、一番上の設定が最後に移動し、設定がループされます。わかりにくいですがやればわかると思います。例えば、設定が一つしかない場合、ポイントごとに必ずその方向へ曲がります。設定が一つもない場合は従来通りランダムに曲がります。

Version 1.30 から、ダイヤ設定機能が加わり運行設定はかなり複雑になりました。ダイヤ設定の方法は A 列車シリーズや FreeTrain のように駅ごとに発車時刻等を設定する方式ではなく、これまでのポイント設定のように「現在の場所から順次通過する駅」の対処法について設定していくという方式です。ポイント設定と同じく、駅に差し掛かるごとに一番上の設定が一番下に移動され、ループ式に設定を読んでいきます。設定の方法は大体見れば分かっていただけるかと思いますが、「停車時間」を設定するとその駅に停車した時刻から一定時間経過後に発車、「発車時刻」を設定するとその時刻の発車となります。通常の停車モードにしていてもホームの先の線路が短いと列車は自動的に折り返しますが、逆に言えば終端駅でもホームの端までが極端に長いと折り返さずに進んでしまい 2 回同じ駅に停車することになりますので、終端駅では明示的に折り返しを設定しておくことをお勧めします。また、駅同士が極端に近づいていると、どちらかが無視されてしまうことがあります。これらの停車ポイントの判断には編成の長さや最高速度が関係しますので、一概にどれだけの距離をおけばよいかということは言えません。ダイヤ設定をひとつでも設定していると自動運行モードとなって常に最高速度で運行し、手動で速度を設定することはできなくなります。ダイヤ設定がひとつもないと手動運行モードとなり、速度を手動で設定できます。ダイヤ管制アルゴリズムの都合上、これまでのポイント設定のランダム運行はできなくなりました。ポイント設定をしていない車輌も常に一定の方向へ曲がるようになります。ダイヤ設定はサンプルマップの設定例も参考にしてみてください。

車輌配置

車輌配置モードでは、レール上に編成した車輌を配置・撤去できます。Tab キーを使って編成を選び、配置したいところをクリックするだけで OK です。場所が足りないときは配置できないので注意してください。また、レールの一番端には配置できないことがあります。少し間を空けて配置してください。編成を撤去するには、編成を選んだ上で Delete キーを押します。手動運行モードの編成を選択してキーボードの←→キーを押すと速度を設定できます。左下にスピードが表示されます。スピード値は正の時に前に、負のときは後ろに進みます。他の車輌がいたり、レールの行き止まりに差し掛かった場合は車輌は向きを変えて逆に進もうとします。自動運行モードの車輌を配置する場合は、手動で速度が設定できない代わりに、配置時に Shift キーを押すことで逆方向に進ませることができます。

Delete キーの代わりに右ダブルクリックでも撤去できます。

車輌視点

車輌視点モードでは、配置されている車輌に視点を合わせてシミュレーションを楽しむことができます。カメラのモードには、車輌を外から追跡する外観モードと、実際に車輌に乗り込んでいる感覚を味わえる運転席モードの 2 種類から Space キーで選択できます。編成の選択と、スピードの操作は車輌配置モードと同じで、特に他の機能はありません。なお、実際に配置されている編成が一つもない場合にはこのモードは利用できません。編成を選択する際、配置されていない編成はスキップされます。

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