ファイル構成
橋脚プラグインは、RailSim ディレクトリ中の Pier ディレクトリに ID となるディレクトリ名のディレクトリを作成し、この中に次の例ようにファイルを入れてください。次の例では、"SimpleConcrete" という ID のプラグインを作成する場合の例を示します。
<RailSim> | RailSim がインストールされているディレクトリです。 |
├ <Pier> | 橋脚プラグインを入れるディレクトリです。 |
├ ├ <SimpleConcrete> | 橋脚プラグイン個別の ID をディレクトリ名にします。 |
├ ├ ├ Model1.x | 橋脚柱部のモデルデータです。このファイル名は固定です。 |
├ ├ ├ Model2.x | 橋脚支持部のモデルデータです。このファイル名は固定です。 |
├ ├ └ Pier.txt | 橋脚の定義ファイルです。このファイル名は固定です。 |
定義ファイル書式
上の例を継続して説明すると、"Pier.txt" には次のような内容を書きます。
通常橋脚 | 1 行目には、プラグイン名を入力します。 |
おかづ | 2 行目には、製作者の名前を入力します。 |
4.0 | 3 行目には、モデル中のスケールでのレール幅を入力します。 |
40.0 | 4 行目には、モデル中のスケールでの橋脚設置間隔を入力します。 |
3 行目に入力するレール幅は、統一基準である「RailSim オリジナル広軌」のレール幅 (ゲーム単位で 0.5) をモデル中のスケールで設定します。
設置間隔に 0 以下の値や極端に小さい値を指定すると不具合の原因となるので注意してください。
橋脚プラグインのモデルは線路の高さに応じて y スケールが変化する脚の部分 "Model1.x" と、線路の傾きに応じて設置される支持部 "Model2.x" の 2 つのモデルで 1 組となっています。"Model1.x" の柱の高さは 3 行目に入力した値の 2 倍になっている必要があります。
プラグイン運用上の注意
レールを設置した後で橋脚プラグインの各種パラメタを変更した場合、定義ファイルの一部のパラメタはレールを設置しなおさなければ適用されませんので注意してください。
旧準プラグインの扱いについて
Version 1.31 以前のセーブデータでは番号により橋脚を準プラグインとして扱っていましたが、Misc ディレクトリの "PierReplace.txt" の該当する行に橋脚プラグインの ID を設定しておくことにより、読みこみ時に自動的に置き換えられます。