環境設定

設定について

環境設定モードでは、RailSim 中でのいろいろな設定を変更することができます。ここで設定した情報は RailSim ディレクトリの "RailSim.cfg" ファイルに保存されます。設定を変更したら起動しなくなったという場合や、RailSim をバージョンアップした場合は一旦このファイルを削除してください。

レンダリング

陰影
影をレンダリングするかどうか設定します。ただ、影の描画はかなり負荷がかかる上、ビデオカードにより不具合が生じる場合があるのであまり使えないようです。

枕木
枕木はレンダリングする数が多いので、レールが増えてくると負荷が高くなる可能性があります。これも重い場合にオフにすると良いでしょう。

架線
Version 1.30 から利用できるようになった架線の表示設定です。これも負荷をかけますので重い場合はオフにすると良いです。なお、架線の色は Misc ディレクトリの LineCustomize.txt で変更することができます。

レール
レールの表示方法を設定します。「すべて」を選択すると、視野範囲にあるレールはすべて描画されます。「遠方をフェードアウト」を選択すると、視野範囲にあっても一定距離以上離れたレールは描画されません。すべて表示する設定はかなり高性能のビデオカードを積んだマシンでないと重いでしょう。デフォルト FPS は 30 ですが、最低でも 15FPS を確保できないとかなりのストレスがかかります。

車輌
レールのレンダリング設定と同様、すべてレンダリングするか、遠方をフェードアウトするかで選択します。車輌だけならすべてレンダリングしてもそこまで負荷を食わない可能性がありますが、レールのないところを列車が走っている様が不気味だと思われる方はこれも遠方をフェードアウトしておいたほうがいいかもしれません。

駅舎
上と同様、駅舎のレンダリングを遠方においてどのようにうか設定します。これはすべてレンダリングする設定にしておくことお薦めします。なぜなら、レールを作成する際に、目標とする駅が遠方から確認できたほうがはるかにわかりやすいからです。

施設
遠方における施設の描画方法をどのようにするかを設定します。駅舎はすべてレンダリングするようにしておいても、これはとくにすべてレンダリングしておく必要なないでしょう。

フィルタ
テクスチャフィルタの使用を設定します。「最近補完」はこれまでと同じモードで、テクスチャを近くで見るとモザイクのようにドットが見えます。「線形補完」を選択するとテクスチャは滑らかに表示されますが、プラグインによってはテクスチャに不具合が生じる可能性があります。線形補完を選択すると若干重くなるようです。

投影方法
透視投影と平行投影を切り替えることができます。平行投影にするとクォータービュー風になります。

視覚効果

地球の自転
地球の自転を再現するかどうかを設定します。つまり、昼夜の変化があるかどうかを設定します。つねに昼、自転あり、つねに夜から選択します。線路編集中などで夜になるとやりにくい場合は昼にします。

文字陰影
背景の色によっては画面の文字が見づらくなるので、Version 1.40 から文字に影を付けるようになりました。これをオフにすると少し軽くなります。

方位磁針
Version 1.40 からの機能ですが、邪魔だという場合はオフにすることができます。

デバイス

画面モード
フルスクリーンモードにするかどうかを設定します。この設定を有効にするためには RailSim の再起動が必要です。ただ、この設定に関係なく "-full" オプションを付加して起動することでフルスクリーンで、"-win" オプションを付加して起動することでウィンドウモードで起動することができます。

画面サイズ
画面の解像度を設定します。この設定を有効にするためには RailSim の再起動が必要です。解像度を大きくすると動作は遅くなりますが、画質が向上しますので、スクリーンショットの撮影などに適しています。

プラグイン

ソート方法
車輌編成、駅舎選択、施設選択、地形選択の際にプラグインのリストを表示しますが、その並び替えの順番を指定します。ID 順、名称順、作者順が選択できます。

ステータス

デプス・ステンシル
デプスバッファの精度を知ることができます。D16 と表示されていれば 16 ビット、D24 と表示されていれば 24 ビットのデプスバッファを使用しています。デプスバッファのビット数が多いほど正確な 前後関係でポリゴンの描画が行われます。

フェードアウト距離の設定

Misc ディレクトリの "FadeCustomize.txt" にて、各種オブジェクトのフェードアウト距離を設定できます。フェードアウトを開始する距離、フェードアウトを開始してから見えなくなるまでの間隔、という順番で距離を記述してください。通常は変更する必要はありません。

<PrevSec | ▲ChTop | ▲PageTop | NextSec>
Copyright (c) 2003-2006 インターネット停留所