ファイル構成
レールプラグインは、RailSim ディレクトリ中の Rail ディレクトリに ID となるディレクトリ名のディレクトリを作成し、この中に次の例ようにファイルを入れてください。次の例では、"JR_Narrow" という ID のプラグインを作成する場合の例を示します。
<RailSim> | RailSim がインストールされているディレクトリです。 |
├ <Rail> | レールプラグインを入れるディレクトリです。 |
├ ├ <JR_Narrow> | レールプラグイン個別の ID をディレクトリ名にします。 |
├ ├ ├ Model1.x | 左側のレールのモデルデータです。このファイル名は固定です。 |
├ ├ ├ Model2.x | 右側のレールのモデルデータです。このファイル名は固定です。 |
├ ├ └ Rail.txt | レールの定義ファイルです。このファイル名は固定です。 |
定義ファイル書式
上の例を継続して説明すると、"Rail.txt" には次のような内容を書きます。
JR狭軌 | 1 行目には、プラグイン名を入力します。 |
おかづ | 2 行目には、製作者の名前を入力します。 |
10.0 | 3 行目には、モデル中のスケールでのレール幅を入力します。 |
0.5 | 4 行目には、モデル中のスケールでのレールの太さを入力します。 |
1.0 | 5 行目には、モデル中のスケールでのレールの高さを入力します。 |
0.55 | 6 行目には、「RailSim オリジナル広軌」に対するレール間隔の倍率を入力します。 |
3 行目に入力するレール幅は作ろうとしているレールプラグインのレール幅ではなく、統一基準である「RailSim オリジナル広軌」のレール幅 (ゲーム単位で 0.5) をモデル中のスケールで設定します。
4 行目、5 行目には 1 本のレール断面の寸法を入力します。レールのモデルは中心にセンタリングされている必要があります。レールの太さは、カーブでレールチップ同士をつなぐ際の隙間を埋めるための補正に使われます。また、モデルとなるレールの長さは 3 行目に入力した値の 2 倍になっている必要があります。
ゲージの設定はレール幅 (レール中心線の間隔) で設定します。内側側面の間隔ではないので注意してください。このレール幅は「RailSim オリジナル広軌」に対する倍率で指定します。
プラグイン運用上の注意
レールを設置した後でレールプラグインの各種パラメタを変更した場合、定義ファイルの一部のパラメタはレールを設置しなおさなければ適用されませんので注意してください。