線路設置
線路設置モードでは線路の設置を行うことができます。マウスの左ボタンをクリックすると制御点が追加され、レールの作成が開始されます。制御点を追加していくと、制御点を結ぶ折れ線と、レール予定線のスプライン曲線が表示されます。最後にダブルクリックするとレールが実際に作成されます。立体的な線路を作成する場合は、Shift キーを押しながらマウスを動かすことでカーソルを立体的に動かすことができます。影を表示するようにしておくと立体的な感覚がつかみやすいと思います。※レールを作成する前に、駅舎を設置しておいたほうがやりやすいと思います。
ポイント (分岐) を作成する場合は、既存のレールにカーソルを近づけると接続可能な点で接続マーク (水色の矢印) が表示されますので、その矢印の示す方向にレールをつなげることが可能です。既存のレールからレール作成を開始することも、新しいレールを作成しいるときに終端を既存のレールに接続することも可能です。ポイントでは列車の進路を分岐させることができます。
注意すべきは、レールを作成するときに曲率半径が短くなり過ぎないようにするという点です。一応は極端なカーブをブロックしますが、作り方によっては非常に急なカーブが作成される場合があります。このような場合、車輌がこのカーブに差し掛かったときに異常な振る舞いをすることがありますので危険です。また、既存のレールと接続する際、矢印の方向を良く見てください。矢印と逆の方向にレールを接続することはできません。
画面左に各種オプションが表示されます。↑↓キーでオプションを選択し、Space キーまたは←→キーで設定します。実際に設定を変更するなどして動作を確認してください。カント基準とは、カーブにおいてカント (レールの傾き) を付ける際にどのように高さを変化させるかの基準です。「内側」を選択すると、内側のレールがほぼ一定の高さとなるように、「中心線」を選択すると、左右のレールの中心線がほぼ一定の高さとなるようにカントが設定されます。
右ダブルクリックでニュートラルモードに移行します。
線路撤去
線路撤去モードでは、不要になったレールを撤去できます。マウスをドラッグするとレールを選択することができます。Shift キーを押しながらレールを選択すると、すでに選択されたレールに加えて選択できます。また、シングルクリックではレールのパーツをひとつずつ選択できます。選択して撤去するレールを確認したら Delete キーを押してレールを撤去します。列車が配置されているところのレールは撤去できないので、撤去する場所の列車を先に撤去しておいてください。
Delete キーの代わりに右ダブルクリックでも削除できます。
Version 1.40 から、線路撤去モードでホームアンカーの切り替えができるようになりました。レールチップをポイントした状態で Home キーを押すと、該当チップのホームアンカーを ON/OFF できます。これにより、駅舎プラグインを使わずに停車場所を作ったり、駅舎のホームを無効にしたりできます。